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【米アカデミー賞4冠】パラサイト半地下の家族レビュー

第92回米アカデミー賞授賞式が2020年2月9日夜(日本時間10日午前)に開催され、各部門の受賞作品・受賞者が発表されました。

それらの中でも一番注目を集めたのが、パラサイト半地下の家族ではないでしょうか。

まずは、非英語作品として初の作品賞し、国際長編映画賞と脚本賞、監督賞を獲得し、4冠を達成。

第72回カンヌ国際映画祭でも、韓国映画としては初となるパルムドールに輝いております。

「殺人の追憶」「グエムル 漢江の怪物」「スノーピアサー」の監督ポン・ジュノと主演ソン・ガンホが4度目のタッグを組んだ本作。

受賞した次の日2020年2月11日(火・祝)に早速映画を観てきましたので、レビューをしていこうと思います。

※本記事はネタバレを含みますので、鑑賞前の方は十分にご注意ください。

作品概要

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タイトル

パラサイト 半地下の家族

監督・脚本

ポン・ジュノ(BONG JOON ho)

キャスト

ソン・ガンホ(SONG Kang Ho)
キム・ギテク

チャン・ヘジン(CHANG Hyae Jin)
キム・チュンスク

チェ・ウシク(CHOI Woo Shik)
キム・ギウ

パク・ソダム(PARK So Dam)
キム・ギジョン

パク・ソジュン(PARK Seo Jun)
ミニョク

イ・ソンギュン(LEE Sun Kyun)
パク・ドンイク

チョ・ヨジョン(CHO Yeo Jeong)
パク・ヨンギョ

チョン・ジゾ(JUNG Ziso)
パク・ダヘ

チョン・ヒョンジュン(JUNG Hyeon Jun)
パク・ダソン

イ・ジョンウン(LEE Jung Eun)
ムングァン

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予告動画

半地下で生活する家族

そもそも半地下とは何なのかと思う人が多いのではないでしょうか。

半地下とは、韓国では低所得者の住宅としては一般的な形態で、韓国の低所得者層の約10%がそのような住宅に暮らしているという統計が出ているそうです。

もともとは防空壕だった空間を、住宅に代用したと言われています。

半地下に暮らす家族=低所得の家族というのを、観ている方々にわかりやすく伝えるための設定で、本作は韓国の格差社会に対するメッセージも含まれているようです。

そんな、半地下で生活をしているキム4人家族。

4人とも無職で、仕事を求め日々生活をしていました。

そして、とあることから長男のキム・ギウが友人の紹介を受け、豪邸に住む家族の娘の家庭教師にならないかと誘われ、仕事を引き受けます。

トントン拍子に職を得る

キム・ギウが豪邸に住むパク家族の家に訪問し、家庭教師として娘のパク・ダヘに英語を教えます。

そして、とあることから、キム家族4人ともパクの家で仕事をすることになります。

まさにトントン拍子で事が進み、キム家族とパク家族のやりとりは、まるで喜劇を観ているような面白おかしい展開に、劇場内もくすくすと笑い声が聞こえてくるくらい面白いストーリー展開でした。

悲劇が始まる

とあることがきっかけで、パク家族の豪邸に秘密があることが判明。

キム家族4人はそれを知ってしまい、慌てふためきながらも、なんとか乗り切りますが、最後の最後で怒涛の展開がまっています。

それまでは、笑いがあるストーリーでしたが、サスペンスなのかホラーなのか戦慄が走るような展開に。

まさに悲劇です。

ラストも想像を膨らます終わり方

ラストは想像していた通りの展開に進んだと思いきや、まさかのそういう終わり方なのかというラストでした。

もしかしたら、続編も考えられるような終わり方で、視聴者の想像や期待を膨らませるすこしもやっとはしますが面白い終わり方でした。

まとめ

パラサイト半地下の家族はおすすめの映画です。

昨今、CGを使い込んだ映画が話題を読んでいますが、本作はそういったものがなく、役者の演技に引き込まれます。

ストーリーも起承転結がしっかりと構成されており、喜劇も悲劇も両方とも味わえるまるで異なる映画を立て続けに観ているような感覚に陥りました。

非英語作品として初の作品賞ということで、快挙でもある本作。

是非、気になった方は劇場で観てみてください。

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