「現代用語の基礎知識」選ユーキャン新語・流行語大賞第39回2019年ノミネート語

2019年11月6日(水)に発表された、「現代用語の基礎知識」選ユーキャン新語・流行語大賞第39回2019年ノミネート語。

今年の顔を表す言葉と言っても過言ではない、今年流行した言葉です。

これ聞いたことあるというものから、これ何というものまであるので、ご紹介していこうと思います。

「現代用語の基礎知識」選ユーキャン新語・流行語大賞とは？

この賞は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するもの。

1984年に創始。毎年12月初めに発表。『現代用語の基礎知識』収録の用語をベースに、自由国民社および大賞事務局がノミネート語を選出。選考委員会によってトップテン、年間大賞語が選ばれる。

選考委員会は、姜尚中（東京大学名誉教授）、金田一秀穂（杏林大学教授）、辛酸なめ子（漫画家・コラムニスト）、俵万智（歌人）、室井滋（女優・エッセイスト）、やくみつる（漫画家）、大塚陽子（『現代用語の基礎知識』編集長）で構成される。
 
※授賞が「トップテン＝大賞」の方式になったのは第11回から。それ以前は、【新語部門】【流行語部門】【表現部門】等を設け、それぞれに授賞語を選定した。

引用：「現代用語の基礎知識」選　ユーキャン 新語・流行語大賞

第39回2019年ノミネート語一覧はこちら

NO.1

あな番(あなたの番です)

あなたの番です(あなたのばんです)通称『あな番』は、日本テレビ系「日曜ドラマ」にて2019年4月14日～9月8日まで毎週日曜22時30分～23時25分に放送されていたテレビドラマでです。

あらすじは、マンションに引っ越してきた年の差婚の新婚夫婦が住民会で行われた「交換殺人ゲーム」に巻き込まれる姿を描いたミステリードラマ。

第1章では原田知世と田中圭、第2章・反撃編では田中圭が主演で、30人を超えるキャストが出演し、2クール連続・半年間に渡って放送され話題となりました。

主要キャスト

手塚菜奈
演 – 原田知世

手塚翔太
演 – 田中圭

黒島沙和
演 – 西野七瀬

二階堂忍
演 – 横浜流星

田宮淳一郎
演 – 生瀬勝久

榎本早苗
演 – 木村多江

南雅和
演 – 田中哲司

床島比呂志
演 – 竹中直人

NO.2

命を守る行動を

2019年10月に警戒レベル5に相当する台風19号が接近し、特別警報を発表した市町村ではこれまでに経験したことのないような大雨となりました。

気象庁から「直ちに命を守る行動を」という言葉が呼びかけられました。

NO.3

おむすびころりんクレーター

2019年4月に生成したリュウグウ表面の人工クレーター(SCIクレーター)について、愛称を「おむすびころりんクレーター」とすることが発表された。

由来は、おとぎ話の『おむすびころりん』からきています。

NO.4

キャッシュレス／ポイント還元

消費税率増税10％、軽減税率が2019年10月から始まり、合わせて日本どこでもキャッシュレス・ポイント還元のマークがあるお店ならキャッシュレスで最大5％還元されるサービスです。

NO.5

#KuToo

#KuTooとは、靴(くつ)・苦痛(くつう)・#MeToo(みーとぅ)をかけ合わせた造語ハッシュタグです。

女性の職場でのヒール・パンプスの強制をなくしたいという思いからハッシュタグが作られ、活動が行われています。

Change.org

あなたの声がチカラになります

＃KuToo　職場でのヒール・パンプスの強制をなくしたい！…

NO.6

計画運休

台風15号 、台風19号の影響で、首都圏を中心に各鉄道事業者が過去最大規模の態勢で計画運休を実施されました。

NO.7

軽減税率

軽減税率制度とは、2019年10月1日からの消費税率増税10％に合わせて日本で初めて導入された制度です。

対象は主に、

外食と酒類を除く飲食料品
定期購読契約をしている新聞

の2つが軽減税率制度対象となり、消費税率が10％になったあとでも8％で済みます。

NO.8

後悔などあろうはずがありません

日本とアメリカで数々の記録を残してきたイチロー選手(45)が、2019年3月21日、現役選手からの引退を表明した際に残した言葉です。

NO.9

サブスク(サブスクリプション)

いわゆる定額制サービスのことです。

動画視聴サービスですと、NetflixやHulu、AmazonPrimeVideo。

音楽配信サービスですと、AppleMusicやSpotify、YouTubeMusic。

その他にも、服やカフェ、雑誌、ゲームなど様々なサービスがサブスク(サブスクリプション)として行われています。

NO.10

ジャッカル

ラグビーワールドカップ日本大会で、フォワードの姫野和樹選手が得意とした技。

アタックしている選手がタックルされて倒された後に、ディフェンスの選手が倒れた選手のボールを奪うプレーのこと。

NO.11

上級国民

2019年4月に東京の池袋で87歳の高齢ドライバーが車を暴走。

猛スピードで通行人を次々とはねる事故を起こし2名の方が亡くなり10名の方が負傷。

被疑者が旧通産省工業技術院の元院長という経歴で、勲章を授与されたこともあり「上級国民」というネットスラングが急速に広がりました。

NO.12

スマイリングシンデレラ／しぶこ

プロゴルファーの渋野日向子選手の愛称です。

海外メディアの女性記者に「You are smile cinderella」と命名されてから言われるようになり親しまれるようになりました。

NO.13

タピる

台湾発症の「タピオカドリンク」を飲むことをあらわします。

インスタ映えするということでブームが起き、SNSで拡散され話題となりました。

人気タピオカ店はこちら

• 【代官山】春水堂
• 【原宿・表参道】ゴンチャ
• 【原宿・表参道】彩茶房
• 【表参道】Urth Caffé
• 【新宿】パールレディ
• 【東池袋】シスターズ
• 【吉祥寺】ムーミンスタンド
• 【町田】パールレディ 茶BAR

NO.14

ドラクエウォーク

スマートフォン向け位置情報ゲームです。

ドラゴンクエストの世界と化した現実世界を、自らが主人公となって歩き、冒険を進めていく、新しい体験ができるRPG。

ダウンロードはこちらから

• AppStore
• GooglePlay

NO.15

翔んで埼玉

埼玉を舞台にした埼玉をディスった漫画が原作。

魔夜峰央による日本の漫画作品。花とゆめ1982年冬の別冊および、1983年春の別冊・夏の別冊に3回に分けて連載され、2019年2月22日に実写映画化され話題となりました。

主要キャスト

麻実麗
演 – GACKT

壇ノ浦百美
演 – 二階堂ふみ

NO.16

肉肉しい

肉の歯ごたえや肉汁が溢れる様子。

肉がボリューミーである様子。

肉付きのいい身体。

などなどの意味があるそうです。

NO.17

にわかファン

ラグビーワールドカップが日本で開催され、ラブビーノにわかファンで溢れました。

サッカーや野球のようにルールがわからない、選手も知らないという方も多数おり、テレビ中継だけでなく、パブリックビューイングやネット上の動きなども含め、世の中は空前のラグビーブームが起きました。

NO.18

パプリカ

パプリカは、米津玄師さんの作詞・作曲、プロデュースによる小中学生の音楽ユニットFoorin(フーリン)の楽曲。

パプリカ米津玄師バージョンが2019年8月に米津さんがセルフカバーされています。

NO.19

ハンディファン(携帯扇風機)

充電式大容量バッテリーの商品が多く商品化され、風量調節できるもの、重さもかるいものなどあり2019年の夏大流行しました。

NO.20

ポエム／セクシー発言

小泉進次郎氏の会見での記者への答えが「ポエム」と批判を浴び、「気候変動問題への取り組みはセクシーであるべき」と語り話題となりました。

NO.21

ホワイト国

日本政府は2019年8月28日、輸出手続きで優遇対象とする「ホワイト国」から韓国を除外したことで話題となりました。

NO.22

◯◯ペイ

キャッシュレス決済サービスで○○ペイという名称のものが多数リリースされました。

• LINE Pay
• PayPay
• 楽天Pay
• メルペイ
• au Pay
• QUOカードPay
• pixiv PAY
• EPOS Pay
• Amazon Pay
• ファミペイ
• CoopPay

NO.23

MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)

日本陸連は、2020年東京オリンピックのマラソンにおいてメダルを獲得するため、これまでの実績と課題を基に、オリンピックに向けた強化とリンクした新たな選考方法を実施され話題となりました。

NO.24

免許返納

高齢者による事故が多発し、免許返納をする人、考える人が増えています。

免許返納とは、運転免許が不要になった方や、加齢に伴う身体機能の低下等のため運転に不安を感じるようになった高齢ドライバーの方は、自主的に運転免許証を返納することができます。

NO.25

闇営業

お笑い芸人による闇営業問題。

2019年6月に発覚した日本のお笑い芸人による闇営業に関する一連の問題で話題となりました。

NO.26

4年に一度じゃない。一生に一度だ。

ラグビーワールドカップ2019™日本大会公式キャッチコピーが「4年に一度じゃない。一生に一度だ。- ONCE IN A LIFETIME -」に決定。

NO.27

令和

2019年5月1日午前0時に平成から令和へと元号が変わり話題となりました。

NO.28

れいわ新選組／れいわ旋風

山本太郎が立ち上げたれいわ新選組とその仲間たちが巻き起こした旋風。

NO.29

笑わない男

無表情キャラを貫いたラグビー稲垣啓太選手の愛称。

NO.30

ONE TEAM(ワンチーム)

「ONE TEAM（ワンチーム）」はラグビー日本代表のスローガン。

まとめ

ラグビー関連ワードでは、「ジャッカル」「にわかファン」「４年に一度じゃない。一生に一度だ」「笑わない男」「ONE TEAM(ワンチーム)」がノミネート。

ラグビー関連ワードが5つもノミネートされ、ラグビーW杯が盛り上がったのがわかります。

その他には、「タピる」「ドラクエウォーク」「◯◯ペイ」などが入り、どの言葉もSNSやテレビなどで耳にはいる言葉ですね。