今年の中秋の名月は、月がとても綺麗に見えて素敵な日でしたね。
そんな、中秋の名月を迎えた、2019年9月15日に、横浜中区本牧にある、三渓園に行ってきました。
三渓園に行った目的の一つは、仲秋の名月を観賞する会、月見の会、「観月会」が開催されるので、実際に行って鑑賞してきました。
三渓園とは?
三渓園は、明治時代末から大正時代にかけて製糸・生糸貿易で財をなした横浜の事業家・原三溪(本名:富太郎)が、東京湾に面した“三之谷”と呼ばれる谷あいの地に作りあげた、広さ約175,000㎡(53,000坪)の日本庭園です。
明治39年(1906年)に一般に公開された外苑と、三溪が私庭としていた内苑の2つの庭園からなり、京都や鎌倉などから集められた17棟の歴史的建造物と四季折々の自然とがみごとに調和した景観がみどころとなっています。
三溪は、芸術家や文学者などの文化人たちと広く交流したことでも知られ、三渓園は美術・文学・茶の湯など近代日本文化の一端を育んだ場所でもあります。
学術上・芸術上、そして鑑賞上優れていることから、平成19年(2007年)には国の名勝に指定され、庭園全域も文化財として位置づけられました。
外苑
明治39年(1906)年、一般向けて公開されたエリア。
京都・燈明寺から移された室町時代の建築・ラ・ハナショウブ・ハスなど、四季折々の花を中心に楽しめます。
内苑
原家が私庭として使用していたエリア。
江戸時代初期に建てられた、雁行形に3棟が連なる外観の臨春閣を中心に、古建築で構成された繊細なつくりの庭が広がります。
四季折々の行事
1月から12月まで、様々な行事が開かれます。
9月からは今回鑑賞した観月会(十五夜を含む5日間)や10月にはフォトコンテスト入賞作品展などが開催されています。
各季節によって、見ることが出来る花なども変わってくるので、季節ごとで楽しむことができます。
夜の三溪園
観月会は、18時30分からスタート。
三渓園に到着したのが、だいたい19時過ぎくらいだったと思います。
開始スタート同時に観たかったのですが、別件の用事があったため、遅れての鑑賞となりました。
日本大通り駅近くのバス停から三渓園入り口のバス停までバスに乗り移動しました。
その他にも、横浜駅東口や桜木町駅、みなとみらい駅からバスが出ております。
開演時間は基本的には9時~17時(入場は16時30分)までですが、今回は観月会が開催されているため、特別に夜間も入る事ができました。
券売場で入場料700円(こども200円)を支払い、受付を済ませ入場です。
夜の三渓園は、とても静寂で凛とした雰囲気が漂っていました。
秋ということもあり、虫の音色が響いてとても癒やされました。
演奏会場は外苑の旧燈明寺本堂前で開催されるので、そこまで静かな道なりを歩いて行きました。
正門からすぐにあるのが、「八ツ橋」、証明でライトアップされておりとても綺麗でした。
そこから、三溪園天満宮を横切り、観心橋を渡り、大池から見える旧燈明寺三重塔はライトアップされとても美しい姿をしていました。
そして、会場の旧燈明寺本堂前へと到着です。
観月会鑑賞
今年は、琵琶、雅楽、筝曲の日本の伝統音楽に加え、サックスとピアノの演奏、インドネシア・バリ島のガムラン演奏と舞踊の上演がありました。
2019年9月15日のプログラムはこちら。
【筝曲】9月15日(日)18時30分~20時30分
出演:琴美会(ことみかい)
曲目:春の海、秋の初風、龍星群、ジブリメドレー、華紋、小さい秋見つけた、月の砂漠ほか
YouTubeに観月会演奏の模様をアップしましたので、ぜひ見てみてください。
Mashanworld-マシャンワールド-
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