皆さんは、ギャンブルやりますか?
私は、ギャンブルには手を出さないと心から決めているので、やったことがないのですが、ギャンブルにハマる人はとことんハマり、挙句の果てには、人生が狂ってしまったという人もいるのではないでしょうか。
そして、ギャンブルを辞めるに辞められない人のことを、ギャンブル依存症と呼ぶことがあります。
一般的に「パチンコや公営競技のような賭け事にのめりこむことにより日常生活又は社会生活に支障が生じ、治療を必要とする状態」を指します。
そんな、ギャンブル依存症を公的医療機関に通って、治療をしているまたはしたいと考えている人もいるはずです。
2020年4月から、ギャンブル依存症の治療に、公的医療保険が適用されることになりました。
ギャンブルとは?
- パチンコ
- スロット
- 競輪
- 競馬
- 競艇
- オートレース
など
ギャンブル依存症とは?
先述の通り、一般的に「パチンコや公営競技のような賭け事にのめりこむことにより日常生活又は社会生活に支障が生じ、治療を必要とする状態」を指します。
具体的には、下記症状がある方を指します。
- 負けた分を取り戻そうとする(負け追い)
- より強い興奮を味わいたい衝動にかられる
- いらついた気分・憂鬱感を解消する
- 賭けていると落ち着く
- ギャンブルに関することが頭から離れず他のことが手に付かない
- 上手コントロールできずに加減ができない
- ギャンブル関連の嘘をつく
- 大切な人間関係の破壊や危機的状況に陥る
- ギャンブルを原因とした借金を背負う
「賭けることを楽しむ」という健全な動機が別の動機にすり替わることが発症の引き金。
1970年代後半にWHOにおいて「病的賭博」という名称で正式に病気として認められました。
専門的な治療なしでも過半数は回復すると考えられていますが、性格/気質、社会的ストレス、家族などの心理的要因、知的1発達障害、更にうつ病等の併存精神障害が複雑に絡みあってきます。
2020年4月公的医療保険適用へ
厚生労働省は2020年度からギャンブル依存症の治療を公的医療保険の対象にする方針です。
ギャンブル依存症の治療で公的医療保険が使えるようになります。
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致が本格化することもあり、その前に依存症対策を強化することが狙いです。
厚労省の調査によるとギャンブル依存症の外来患者は17年度で約3500人、14年度の約2000人から1.5倍に増えています。
ギャンブル依存症の患者たちが集団で意見交換し、ギャンブルに代わる行動を見つけられるよう支援するといった集団療法で有効性が確認されており、こうした治療法を保険適用する方向で制度の詳細を詰めています。
治療はどこで受けられるの?
治療は、心療内科や精神科などで、病院によっては「ギャンブル依存症専門外来」があるところもあります。
2020年4月以降、公的保険適用となりますので、ギャンブル依存症の治療を行っているか、医療保険適用されるかどうか事前に病院に問い合わせて確認を行いましょう。
Mashanworld-マシャンワールド-
最新の更新を
プッシュ通知で購読しよう